近江の春「びわ湖クラシック音楽祭2018」公式サイト|滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

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【特別企画ゲージツカントクの部屋 Web編 渡辺玲子さん(ヴァイオリン)】

びわ湖ホール芸術監督・沼尻竜典が 近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018に出演する 音楽家たちにインタビューを行いました。

沼尻竜典 × 渡辺玲子(ヴァイオリン)

沼尻:
今回は「無伴奏作品だけを演奏したい」と強く希望されました。
渡辺:
ヴァイオリンは旋律を奏でることが得意な楽器ですが、弦が四本あるので音が四つまでの和音を弾くことができます。そうしたヴァイオリンのもつ機能を最大 限活かしたコンサートがしたかったんです。無伴奏だと、常に旋律と和音を同時に演奏することになるため、精神的にも体力的にもとても大変です。でも今回は通常のリサイタルより時間が短いので、充分弾き切れると思いました。
沼尻:
無伴奏作品の中でも難曲と言われている作品ばかりで、提案を見た時には驚きました。
渡辺:
数ある無伴奏ヴァイオリンのための作品の中で、最も有名で人気のある三曲と言えるでしょう。宇宙的な深さのシャコンヌ、パガニーニの超絶技巧が見事に音楽として結実したカプリース第24番、そしてパガニーニに影響を受けて超絶技巧をさらに極めたエルンストの「庭の千草」変奏曲。変化に富んだプログラムにしてみました。
沼尻:
正直なところバッハ以外の二作品は、十代のヴァイオリニストが技巧を披露するために演奏する曲だというイメージがあります。
渡辺:
私も小学校高学年の時からこれらの曲を演奏していますが、経験を積んだ今、音楽的なアイディアも当然のことながら変化しています。技術的なことはもちろん大切ですが、最近は音楽として曲の全体像を捉えることに、より喜びを感じるようになってきました。そんな「今」を聴いていただけたらと思います。
沼尻:
まさに「円熟を聴く」のテーマ通りですね。楽しみにしています。

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円熟を聴く

渡辺玲子(ヴァイオリン)

5月4日(金・祝) 12:00~12:40

[プログラム]

J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番  BWV1004より 第5曲「シャコンヌ」

エルンスト:「夏の名残りのバラ(庭の千草)」による変奏曲

パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリースop.1より 第24番

公演詳細は→(4-S-3)

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